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事業承継の事例

輸入販売業を営む株式会社の事業承継例
輸入販売業を営む株式会社(以下、「A社」)の代表取締役(以下、「X氏」)が体調を崩し、経営を続けることが体力的に困難となりました。
X氏の親族にはA社の事業を承継する後継者がおらず、社内にも適当な後継者がいないため、このままでは事業継続が危ぶまれる状況でした。
X氏は長年取引関係があったY氏に対して事業承継を打診したところ、Y氏が関心を示したため、Y氏から依頼を受けた弊事務所はY氏へアドバイスを提供することになりました。
X氏は株式譲渡によるM&Aを希望していたため、まず弊事務所はA社のデューディリジェンス(買収調査)を行い、A社の財務状況を確認しました。
デューディリジェンスの結果、A社の財務状況に問題がなかったため、弊事務所が弁護士へ作成を依頼した株式譲渡契約書に基づき、Y氏はA社の全株式をX氏から譲り受けました。
A社の事業がX氏からY氏へ承継された後、A社の業績は堅実に推移しております。
現在、Y氏はA社の事業を子息のZ氏へ承継することを希望しているため、弊事務所は10~15年にわたる親族内承継計画を顧問としてサポートしております。

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